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一膳飯と枕団子・積み団子 <お葬式・仏事の豆知識>
2019/05/24
こんにちは!小さなお葬式や家族葬をご提供している群馬県太田市のメモリアル光彩です。
5月も下旬に入り、日によっては汗ばむ初夏の陽気となりました。暦の上では既に立夏も過ぎていますが、立夏から立秋の前日までが夏に分類されるそうなので、今はもう夏ということになりますね。
これから梅雨、そして高温多湿の本格的な夏が訪れますが、この時期は食べ物が傷みやすくなりますので、食中毒等にも十分ご注意願いたいと思います。
そんなわけで、今回のブログは、葬儀・仏事の食べ物について、ちょっと書いてみたいと思います。
皆さんは一膳飯をご存知でしょうか?茶碗に盛り飯をして、真中に箸を立てる一善限りの飯の事です。一杯飯・枕飯とも呼ばれていて一善限りの飯を出すことはこの世に別れを告げてあの世へと旅立つ死者への作法とされています。
また、枕団子・積み団子の数は6個ですが、これは六道を意味します。六道とは、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道という六つの世界のことを指し、人は亡くなると六道の世界に生まれ変わり、善い行は人間道、天道等の世界へ、悪い行は地獄道、餓鬼道等の世界へ行く、それぞれの世界の象徴だそうです。
メモリアル光彩では、お葬式や仏事に関することでしたら、必要に応じて適時アドバイスさせていただいております。何かご不明な点等ございましたら、どんな些細なことでも結構ですので、どうぞご遠慮なくご相談ください。